マルゼンノウハウブログ
人間関係を円滑にし,新たな発想が沸く!コミュニケーション活性化オフィスの創り方
2018/03/10突然ですが、下記のような課題はありませんか?
・社内コミュニケーションを活性化したい
・社内の人間関係を良くして、業務を円滑に進めたい
・業績アップのために新たなアイデアが必要だ
もし、上記に一つでも当てはまるのであれば、
インフォーマルコミュニケーションの活性化で解決ができます。
オフィスでは、会議、打ち合わせなどの予定されたフォーマルなコミュニケーションによって
意思決定や討議、検討が行われます。
インフォーマルコミュニケーションは、偶発的に発生するコミュニケーションのことです。
通路やトイレ、食堂などでたまたま出会い、顔を合わせて行うコミュニケーション機会です。
インフォーマルコミュニケーションには、
・社員同士が互いを知ることで意思疎通を円滑にする
・多様な情報の共有をうながし、多面的な意志決定につながる
・何気ないアイデアの交換や議論を通して新たな発想のヒントをつかむ
などのメリットがあり、社内の連携には必須と言われるコミュニケーションです。
代表的なのは、喫煙室でのコミュニケーションです。喫煙室のコミュニケーションには
「役職・立場に関係なく仲良くなれる」「情報交換ができる」「話し合いが進む」
などのメリットがあると喫煙者の人はよく言います。
こういったメリットを”オフィス内”で、”全社員”が得られるようになれば、業績向上につながります。
しかし、インフォーマルコミュニケーションは会社が意図して発生させることができないのが悩みどころです。
インフォーマルコミュニケーションを活性化するには
偶発的にコミュニケーションを発生させる必要があるからです。
実は、オフィス創りの工夫がインフォーマルコミュニケーションの発生に役立ちます。
具体的な事例をご覧ください。
こちらは、インフォーマルコミュニケーションを発生させることを狙った、リフレッシュスペースの写真です。
インフォーマルコミュニケーションを発生させるには、
人が集まる場を作り、社員同士の自然な接触回数を増やすことがポイントです。
人が集まる場は、「人を引き寄せる場」と「人を滞在させる場」を組み合わせることで創ることができます。
この事例では、コーヒーマシンや、ウォーターサーバー、自販機を設置することで人を引き寄せています
“飲む”という欠かすことができない行為をするために、多くの社員がこのスペースに引き寄せられます。
しかし、コーヒーを淹れた社員はすぐに自席に戻ってしまうので、このままでは社員同士の接触は発生しにくいです。
そこで、手前に飲食をしたり、休憩をするためのテーブルを設置して滞在する場も設けています。
このように「人を引き寄せる場」と「人を滞在させる場」を組み合わせることで、
リフレッシュコーナーに行けば誰かと接触する環境を創り、インフォーマルコミュニケーションを発生させています。
他にも、
・コピー機の隣に作業台を設置する
・トイレに向かう導線上に掲示板や新聞・雑誌コーナーを設置する
など、インフォーマルコミュニケーションを発生させる環境創りのアイデアは無数にあります。
皆さんの会社にはインフォーマルコミュニケーションを発生させる場はありますか?
オフィスレイアウトの見直しで、社内コミュニケーションが劇的に変わります。