マルゼン社員ブログ
マルゼンのフリーアドレス環境のご紹介
2021/05/14沖縄県那覇市新都心でオフィス設計をしているマルゼンの石垣です(^^♪
今日は最近お客様とのお話の中でよく話題にあがる、マルゼンのフリーアドレスについてご紹介します!!
アフターフォローでお客さんと話をしていると、
昨年、今年はコロナの影響で働き方が変わった企業が多々ある中、
働く皆さんの気持ちの変化というものを感じる機会が多くなっているように思います。
特に新年度に入り、新しい働き方をしたいという事で、「フリーアドレスって実際やってみてどうですか?」
と聞かれることも多いです。そこで今日は、フリーアドレスのメリットデメリットを含め、マルゼンでフリーアドレスを導入してみての感想などを皆さんにご紹介します。
まず、フリーアドレスとは従来のように社員それぞれが持つ個人専用のデスクはなく、フロアに長机や椅子が設置されているところに、自由に着席場所を選んで仕事をするスタイルです。ソファなどがあるスペースが用意されていることもあり、まるで一つのカフェのようなイメージです。このフリーアドレスは、ノートPCと無線LAN、もしくはタブレット端末やスマートフォンなどを使用するモバイルワークをメインとした職場で使用されています。
ノートPCを社員に貸与したり、すべてのフロアにWi-Fiを導入したりして、どのエリアでも仕事ができるよう工夫をしているオフィスもあります。
メリットとしては以下のことが挙げられます。
・部署や部門間を超えた社内コミュニケーションができる
・業務の効率化につながる
・プロジェクト毎のチームの編成がしやすい
・省スペース化(スペースコスト削減)
・スペースの兼用利用ができる→移動式モニターを設置すればいつものデスクが会議スペースに
・紙資料の電子化によりコスト削減ができる
・テレワークとの相性が良い→フリーアドレス導入と同時にどこでも仕事ができる体制が整う
・私物をデスク周りに置けないためオフィスが整理整頓されやすい
デメリットとしては以下のようになっています。
・執務エリアがコミュニケーションエリアとなり、一人で集中する作業がしづらい
・個々の作業の進行度合いが把握しにくくなる
・全体のマネジメントが難しい
・部署や部門内の報告などコミュニケーションが取りにくく部署内の一体感などが希薄になる
・個々の荷物置き場が少ない
・システムをモバイルワーク化する必要があるため初期導入コストがかかる
・業種・職種により向き不向きがある
デメリットを見ていると、座る位置ややり方のルールが無い事によって、
逆にチームとしてのコミュニケーションが希薄になったり、新人教育にはあまり向いていない場合もあるように感じます。
デスクの引き出しが無いので、徹底的に書類や物を減らし共有化する必要があります。
その場合個人ロッカーが必要になる場合もあります。
また席を立つときはPCも片づける必要があるので、
すぐに仕事に取り掛かりたいときにパソコンの立ち上がりが遅いと時間のロスに繋がったりすることも。
モバイルワークを大前提としているため、持ち運びの出来るノートパソコンや、すぐ立ち上がるパソコンやモバイルを確保
する必要があると考えられます。
このようなメリットデメリットを踏まえ、マルゼンでは導入にあたって、メリットはもちろんたくさん活用し、
デメリットをつぶしていくという事をやっていきました。
例えば、フリーアドレスにしても結局はみんな同じ所に座りたがるので、
前日と同じ席には座ってはいけないというルールを設け、
まんべんなく色んな人とコミュニケーションを取れるようにしました。
そうすることで普段あまり話さない同僚の意見を聞き、自分にはない考えを知る事で、
仕事で行き詰ったときに切り替えて違った視点で物事を見る事ができるようになりました(*’▽’)
また、社内システムをクラウド化しスマートフォンでも営業報告が出来るようにしたことで
営業が事務作業をする時間が減り、残業時間の削減に繋がるように。
そして、紙書類を徹底的に電子化したことで、背の低い書庫で十分収納が足りるように!
オフィスに圧迫感がなく、地震などの災害時にも安心なオフィスになりました。
企業によって、メリットデメリットの受け取り方は様々ですが、
大事なのは目先の費用対効果ではなく、中長期的に自社の成長にとってどのように
メリットがあるのかを考え、現場の声をくみ取り自社らしい取り入れ方を模索することが大事
だと感じます。
・フリーアドレスについて検討をしている
・若手社員から声があがっている
などあればいつでもマルゼンにご相談ください。
どんな小さな疑問にもお答えします(^^♪