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後では遅い!オフィスの地震対策で経営リスクに備える

2018/07/24

毎年、震度5以上の地震が日本のどこかで発生しています。

地震被害を受けないといい切れる場所は無く、私たちの地域でも地震被害を受ける可能性はあります。

実際に震度5の揺れを観測したエリアの企業の担当者は

「社員が出社している時間に地震が発生したら大変な事になっていた」と当日のことを話していました。

この企業様では書庫が転倒して執務スペースに倒れ込みました。

パソコンが破損をしただけですみましたが、社員が出社した後に地震が発生していたら…と考えると恐ろしいです。

今回は企業が経営リスクを軽減するために最低限しておくべきオフィスの地震対策をご紹介します。

 



対策1:オフィス家具の耐震固定工事
書庫のような背が高く転倒をすると危険なオフィス家具は耐震固定工事が必要です。

L字金具で壁に固定する、金具で床に打ち付ける、書庫同士を金具で連結して倒れにくくするなどの工事を行います。

通常は、オフィス家具を新規設置する際に耐震固定工事を行うものですが、

お客様のオフィスを訪問していると、耐震固定されていないオフィス家具も見受けられます。

耐震固定されていない理由としては次のような理由が考えられます。
・レイアウト変更をする際に、耐震固定金具を取り外してそのままにしている
・オフィス家具を新規設置した業者が耐震固定をしなかった
・近くに耐震固定できる壁が無かった

オフィス家具の耐震固定をすることで、書庫の転倒を防ぐ効果があります。

耐震固定されていない背の高い書庫が無いか確認をしましょう。


対策2:地震を考慮したオフィスレイアウトへの変更
オフィスに書庫を耐震固定できる壁や床が無い場合があります。また、大変大きな揺れになると耐震固定しているネジが外れて、書庫が転倒してしまうこともあります。
※転倒するまでの時間を稼ぐことはできるので、避難時間を増やすことはできます。

オフィスレイアウトは書庫が転倒しても良いレイアウトにしておくことが好ましいです。

具体的には下記を考慮してオフィスレイアウト設計をしましょう。
・執務スペースに倒れ込むような位置に、背の高い什器を設置しない
・避難経路に背の高い什器を設置しない
・窓際に背の高い什器を設置しない(屋外への飛び出しや、ガラス破損対策)

特に、レイアウト変更を定期的にしている企業では、人数を入れることや必要スペースを確保することを重視して、安全性が徐々に低くなっている傾向が見られます。必ずレイアウトの見直しをしましょう。


対策3:地震を考慮したルールの徹底
オフィス家具の耐震固定工事や地震に強いオフィスレイアウトに変更をしても、働く人がルールを守らなければ地震に弱いオフィスになってしまいます。

例えば、書庫の上に荷物を置くと、書庫が倒れなくても荷物が落下して怪我をする危険があります。また、通路に荷物が置いてあると、避難時に障害になります。

このように社内にルールが無いことや、ルールを守らないことも被害を大きくする要因になります。改めて見直しをしましょう。

オフィスの地震対策は、いつ来るか分からないことへの備えですので、後回しにされる企業様が多いです。

しかし、実際に被災した企業様の話を聞くと、オフィス作りをサポートする身として

地震対策を行い経営リスクに備えておくことを強くおすすめします。

当社のオフィスの地震対策のサポートについては下記をご覧ください。

 

オフィスの改修

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